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2010/05/24 (Mon) 奇麗に分かれてる

2010.5.22
明日から雨が続くので、今日は一日刈りまくると皆さん意気込んでいました。
朝、刈りに行った畑で面白いものを見つけました。

左側の茶畑が岩田さんの有機の畑で、右側は他の方の農薬と化学肥料の畑です。
地面をよく見てみてください。奇麗に分かれてるのが分かりますか?
当たり前のことですが、除草剤(植物を枯らす薬)を撒いているので、草が全く生えていません。
生き物も全然居ません。
この日面白い発見があったのが、農薬と化学肥料を使った畑のほうに害虫(ベクター)が居たことです。
ミカントゲコナジラミ。月ヶ瀬では三年ほど前に発生し始めた新しい害虫です。
葉の裏に卵を着けて、葉の裏に住む虫です。
京都府では2004年に発見され、次期に静岡でも発生すると言われています。
物凄い量のコナジラミが葉について、お茶を刈る際に飛んできます。
酷いところではお茶刈機にコナジラミが詰まって動かなくなることもあったそうです。
CA391050.jpg
茶を刈ってる際に肩にコナジラミが着きました。
CA391053.jpg
頭に巻いてるタオルにも。このコナジラミは吸うと喘息の原因になるそうです。
茶畑に行くと蚊柱のように舞っています。
ミカントゲコナジラミのした糞がカビて葉が真っ黒になり、木が光合成しにくくなると言われてるそうです。
通称すす病と言います。
茶の木は葉が生い茂ってて、背が低いので、農薬を上からしかかけられません。
なので葉の裏に着くコナジラミにはあまりききません。
強い薬をかければ居なくなりますが、すぐに発生してくる虫なので、一度居なくなってもまたすぐに湧いてきます。
僕の目視確認なので確かなことは言えませんが、岩田さんの畑のほうがミカントゲコナジラミが少なかったです。
その理由として考えられるのが、ベクター(害虫)は免疫を作るのが早い生物が多いのです。
ゴキブリの殺虫剤は中身のブレンドを毎年変えると言われてます。
寿命が短く、繁殖力がある生き物は進化が早く、免疫や交代を素早く持ちます。
なので去年の殺虫剤などを使っても効きにくくなってくるんです。
また、ミカントゲコナジラミの天敵はシルベストリコバチ、ヒメテントウ類などが確認されてるそうですが。
農薬を使うとこの天敵の虫まで死んでしまうし、住めなくなります。
天敵の虫のほうはベクターのように農薬に強くないですし、寿命もベクターより長く、繁殖力もベクターより少ないです。
その為、農薬を撒くことによって天敵の居ない、ミカントゲコナジラミが住み易い環境ができてきます。
諸所のことから農薬を使った畑のほうがミカントゲコナジラミが多かったのかと思います。
必ずしも農薬を使えば虫が居なくなる訳ではなく、場合によってはときに増える場合もあります。
植物には自分にとっての天敵の虫が来ないように虫の嫌う臭いを出したりする力があるそうです。
しかし農薬を使うとその必要がなくなってくるので、その力が薄れてくるそうです。

岩田さんの畑を見て「農薬使ってないのになんで虫がいないの?」と言う方も居るとか。
天敵になる虫が住みやすい環境作りをして、ベクターが住みにくい環境作りをすることによって、ベクターが減るかもしれません。
虫を減らすことばかりじゃなくて、用途に合わせて虫を増やしていくことも大切なんじゃないかと思います。
※僕は2~3年前から虫の勉強を始めたばかりなので、まだまだ勉強不足なので、あくまで僕の思ったことで、鵜呑みにはしないで下さい。
CA391125.jpg
扇風機の電柱。(防霜旋(ぼうそうせん))
これで氷点下になって茶の木に霜がかかったときに上空の暖かい空気を下に送って溶かします。
今年はだいぶ冷え込んでどこも霜にやられてしまって、今年は収穫量が少ないです。
CA391124.jpg
虫に食べられたあと。剪定したのかと思うぐらい奇麗に食べてある。
ここにはミノムシが居たりするから、手で取らなきゃいけない。
少ないときは2~3匹で、多いときは300匹くらいでピンきりだそうだ。
毛虫が茶の芽をべてミノムシになるのか、ミノムシが孵化して茶の芽を食べてから蛾になって飛んでいくのか聞いてみたけど分からないとのことでした。
調べてみたところ通称チャミノガと言うそうです。
CA391126.jpg
文月君とチャミノガ。
20匹くらい取れたかな?
大きなのが取れたので僕に見せてくれた。
CA391127.jpg
三輪車で近くの坂を下る文月君。
「ジェットや!ジェット!」とはしゃぐ文月君。
みなではらはらして見ていたら、弟の文地君(3)が道の真ん中の草で転んですってんころりん。
気持ち良いくらいおもいっきり泣いていました。
今日はカナダから岩田さんの茶畑を見に、ウゴさんと言うカナダでお茶屋さんをやってる方がお見えになりました。
海外のいろんなお茶を売ってる方で、世界中のお茶畑に、マイ茶器セットを持って直接足を運びに行って買うそうです。
お茶の本も出してて、そんじょそこらの日本人お茶通より日本茶に詳しいです。
ウゴさんのホームページ。
https://camellia-sinensis.com/tea/teas/

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kanamaru tomohiro

Author:kanamaru tomohiro
金丸ともひろ
1988年9月17日 生
東京都 出身
2010年4月7日に東京を出発

父(金丸弘美)が食環境ジャーナリストと言う仕事をしていて、そのせいか小さい頃からとても食に興味があります。
将来は食に関わる仕事がしいと思い、若い内に直接自分の目で食べ物ができる所から見てみたいと思い日本各地の農村漁村などを自転車で廻ってきます。

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